100周年にあたって Top Message 100年の先を見つめる

東洋電機製造株式会社は、2018年6月20日に、おかげさまで創立100周年を迎えました。

1918年に「鉄道車両用電機品の国産化」を企図して設立され、国内はもとより広く東洋各国へ製品を輸出し、国の発展に寄与したいとの壮大な想いが、「東洋電機製造」という社名の由来となりました。そしてこの想いは、歴代の社員たちに受け継がれ、今では当社の製品は世界の社会インフラシステムの発展に貢献しています。

当社は、100周年以降を見据え、新時代に相応しい東洋電機製造グループを創造するため、事業収益力の向上に努めるとともにグローバルな事業展開を進め、専業メーカーとしてのポジションを確立していく考えです。

特に「100周年記念事業」として、新設する滋賀竜王製作所への産業工場の統合と、横浜製作所の再編とを実施することにより、次の100年に向けて、交通事業の生産能力向上、及び、産業事業の安定的な事業構造を構築する基盤づくりができあがります。この新工場は、2018年5月に竣工、創立100周年を迎えた6月に全面稼働を開始しました。

今後も、当社事業の核である品質の向上、技術・技能の向上に絶え間なく努力し、グローバルに且つ持続的に成長しつづける企業グループとして歩んでまいります。

ご関係各位におかれましては、今後とも、何卒変わらぬご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長寺島憲造